毎年、縁日の当日は、地域の菩提寺であります「観天寺」の方丈様による読経が厳かに行われ、その後、お供物の「もち」投げを行います。
『あんけん』様のいわれは、簡単に申しますと、「昔、あんけんというお坊様がおられ、この方が、肌にできもののできる病で苦しまれ、現在のお堂のある辺りに穴を掘り、その土中で、のまず食わずで、お経を上げつつ、生きたまま土の中で、即身成仏されたと言う事ですが、このとき、人々に、『この村で人々が、肌にできものがしたり、傷ついたりして、苦しむ人の無いよう、祈って成仏します』といって、穴に入られたことから、肌のできものなどを治してくださる仏様として、おまつりされた」ということです。
当園の先祖も、このあんけん様をづっとおまつりしてまいりました。
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