




今、川根の茶畑は、大好きな夏中の強い日差しをいっぱい浴びて、茶の葉を大きくぐんぐん伸ばして、養分を確り作りました。秋の訪れで、茶の花も葉の下の方に、ひっそりと咲き始めました。朝晩ぐっと冷え込んでまいりましたので、そろそろ吸い上げ作られた栄養を、来年の新茶のためにぐっと貯めこむ時期です。この時期になると、根っこも葉も活動を停止して、冬の準備に入ります。このタイミングで、伸びた茶の木を綺麗に刈り落として、来年の新茶の準備をします。また、有機質の補充と、冬の乾燥から茶を守るために、山草や、ススキなどの自然の草を茶畑にいっぱい入れます。これもおいしい川根茶作りに欠かせない昔ながらの農作業です。
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