



暑かった夏も、突然の秋風とともに、遠い昔のことのよう…この頃はもう冬かと思わせるほど、冷たい風に変わりました。今年は夏のひどい暑さの影響からか、柿がみんな落ちてしまい、次郎柿も渋柿も、ほとんどなっていません。昨年は、当園の直売所前で、他の農産物と一緒に、渋柿もたくさん出したのですが、今年はどうも無さそうです。自然のままの農業というのは、自然のままですから、実のなるときもあれば、まったく収穫の無いときもあります。それで人間の知恵を入れて、農業技術というものが発達したのですが、ともすると、農業技術といいますか、人間の経験的知恵が、否定されこともあって戸惑うこともあります。何を思っていても、自然の営みは、止まることなく、季節は移ります。茶畑はあんなに延びていた秋の芽は、数年後の有機肥料になるべく、刈り落としまして、来年の新茶を収穫するための、きれいな面に、カットされました。これを秋の整枝作業といいますが、来年の新茶の品質に影響する大切な作業でしたが、当園で、10月16日から10日間ほどで、この作業が終了いたしました。
茶畑の様子と、まわりの秋の訪れの様子をご覧ください。
コメント